好きな本の著者に偶然遭遇
私は本を読むのが好きで、同じ本を何度も読むタイプです。
「毎年、年末にはこの本を読む」
みたいな習慣があります。
そんな私の数年前の出来事なのですが。
当時はまだ学生インターンとして、ある会社で働いていました。
外部の人が講演に来たりと、人の出入りが多い会社でした。
ある日仕事をしていると、何回か読んだ本の著者が偶然にも講演に来ていたんです。
名前を見て顔を見て、びっくりして先輩に言いました。
「あの人の本何回か読んだことあります。すごい偶然ですね。」と。
すると先輩は、するするっと私をその人のところに連れて行って、なんと紹介し始めたんです。
著者の方はすごく喜んでいて、頼んでもいないけれど、持っていた本にサインを書いてくれました 笑
(なんかちょっと恥ずかしいのでブックカバーをするようになったのは内緒の話です)
そこで感じた妙な親近感と高揚感。
1回会っただけなのに。
なんだか妙な感覚でした。
そして、同時にこう思いました。
自分のことを代わりに説明してくれる何かがあるって、すごい効果だなって感じました。
実際に会っていないのに、その人の考え方とかスタイルをよく理解できるんですからね。
自分のメディアを持つことはファンを増やすことになると、そこで感じました。
今回は、面倒臭いけど効果は抜群な「自社メディア」のお話です。
最近プライベートな話を冒頭にかくと、スルスルっと文章が書けることに気づきました。
メディアを持つと良く知ってもらえるようになる
あなたは自身のメディアを持っていますか?
ブログだったり、メルマガだったり。
インスタだって小さなメディアですよね。
個人事業主にとって、「知ってもらう」ということは最初の難関です。
知ってもらわないことには、どれだけ良い商品を作っても売れないわけですからね。
「知られていないことは存在しないことと同義」
なんてマーケティングの世界ではよく言われます。
まずは知ってもらう。
そのためにセミナーや交流会に行ったり、広告を出したり。
近所のお店にチラシを置いてもらったりと様々なアイディアを試していると思います。
そういう集客は即効性はあるけれど、あくまで点の戦術。
活動をやめればピタッと集客も止まる。
それに来月もその次の月も、同じことをし続けなくてはいけない。
結構大変ですね。
そしてこれが、集客の難しさだったりします。
メディアの魅力はシステム
一般的な集客といえば、先ほどあげたような即効性のある点の集客がほとんどです。
一方で、メディアを持つことは線での集客と言えるでしょう。
即効性もインパクトもありませんが、ユーザーが増えれば増えるほどシステマティックになっていく。
いわゆる、一歩一歩着実に、っていうやつです。
数年間ブログを運用してきて、1週間休んだくらいでピタッとユーザーが来なくなる、なんていうことはありません。
書けば書くほど、コンテンツを増やせば増やすほど、どんどんユーザーは増えていく。
これこそが線での集客と言えるポイントです。
自分のやったことがどんどん蓄積されて費用対効果が良くなっていく。
もちろん、点としての集客戦略を組み込むこともできるし、実際そうする人が多いと思います。
個人事業主にとって、費用対効果の良い自社メディアによる集客システムは武器になります。
あなた一人しかないのに、集客ばかりに気を遣ってられない。
もし病気で寝込んだりしたら終わりですからね。
営業活動を点で終わらせない
もしあなたが、これまで点での集客しかやってこなかったのであれば、これを機に線としての集客をスタートしてみてはいかがでしょうか。
最初から立派なブログサイトを作る必要なんて全くありません。
まずは無料のブログサイトで3日に1回くらい、個人的なエピソードを投稿するだけです。
いきなりシステム化なんて考えると続かないですからね。
隙間時間に商品に対する開発エピソードなんかを書いてみると良いかもしれません。
数ヶ月、数年かかるかもしれませんが、徐々に効果は出始めます。
特別な能力やスキル、商品力がない人にとって継続力は唯一の武器になるかもしれません。
一長一短ではできないからこそ、ライバルも真似できない。
そして、メディアを作っていくのは非常に楽しいですよ。
よくあるご質問
Artisanの活動頻度を教えてください
エンジニアなのですが、Artisanに参加できますか?
wordpressのテーマ作れますか?
Artisanってデザイナー?