自分を再定義する
有名なブランドには必ずロゴがあります。
ロゴはカッコ良いから作るのではありません。
ロゴは共通認識を作るために作ります。
ロゴは想像者の意図が具現化したものです。
ロゴに込めたブランドのテーマがその他全てに波及していきます。
味気のない文章でも、ロゴがつくと一気に本格的なもののように。
名刺やメニュー表の持つ意味が変わります。
フォトグラファーであれば、ただの写真サービスから世界で唯一の写真サービスへ。
ロゴの持つ意味は計り知れません。
ロゴ作りたった1つのルール
ロゴ作りと聞くとプロやクリエイターに依頼することを想像するでしょう。
でも、ロゴ作りは誰でも簡単にできます。
それこそ、神にペンで何かシンボルを描くだけでロゴとして利用できるようになります。
ただ、ロゴ作りに際しルールがあるとすれば、それはそのロゴを説明できること。
何かを模倣しただけ、直感的にカッコ良いと思ったから、ではロゴと言えません。
ロゴの意味やルーツ、意味するところを他人に説明できることが制作のための唯一のルールです。
それがクリアできれば、ロゴはすぐに目の前にある道具だけで誰でも作れるのです。
ロゴの作り方
とはいえ、非クリエイターにとってロゴを作るのは大変な作業のように感じますね。
ここに私がいつも依頼を受ける際の作業手順をベースに、誰でもすぐに目の前の道具だけでロゴを作り出せるフローをお伝えします。
- アイディアをまとめる。
- まずはロゴのアイディアをまとめましょう。
- 先ほど言った通り、ロゴは説明できなくてはいけません。
- ブランドに込める思いを整理し、短くテーマとして表現しましょう。
- 「兵庫県で活動する自然はフォトグラファー」みたいな感じです。
- サンプルを探す。
- テーマが決まったらネット上でサンプルとなるロゴを探しましょう。
- 「兵庫・自然・フォト ロゴ」のように検索すると良いでしょう。
- デザインツールを使用する。
- ここでやっと具体的なロゴ制作に入ります。
- どんなツールでも構いませんが、個人的にはAffinity designerを推奨します。
- ¥10,000くらいで買い切りのソフトでずっと使えます。
- なのに機能性は抜群なのでかなり重宝しています。
- 使い方はyutubeでたくさん紹介されています。
- もしそれでも難しいという人はpowerpointを使って図形をうまく組み合わせて作りましょう。
- 大事なのは凝り過ぎないシンプルなデザインにすることです。
- ロゴは徐々に洗練されていくものですから、最初の1回で完璧な姿を目指さなくて大丈夫です。
- 画像に書き出す。
- ロゴは最後に画像データとして出力してやっと使えるようになります。
- インスタのアイコン、ウェブサイトのアイコン、名刺のアイコン。
- 正方形で作ればあらゆる場所で使える汎用的なロゴの完成です。
- これからあなたがフリーランスとして活動する中で幾度もその登場機会はあるでしょう。
以上がフリーランスが自身のロゴを作るべき理由でした。
せっかくのフリーランス、自分だけの特別な価値を届けたいじゃないですか。
フォトグラファーやイラストレーター、美容師として認識されるのでは勿体無い。
個人のブランド名で評価されたいですよね。
そして、それがマーケティング的にも大きな意味を持つと考えます。
短期的に、中期的に、長期的に、ブランドは大きな影響力を持つようになる。
最初はカッコよくなくても大丈夫です。
自分で自分のロゴを作ってみてください。
よくあるご質問
Artisanの活動頻度を教えてください
エンジニアなのですが、Artisanに参加できますか?
wordpressのテーマ作れますか?
Artisanってデザイナー?