良いウェブサイトは育てて巣立つ
良いウェブサイトは何でしょう?
- 集客できるサイト
- 綺麗でおしゃれなサイト
- 便利な機能が詰まったサイト
どんなウェブサイトにも目的があり、1つには絞れませんね。
ただ、どんなサイトにも共通する良いウェブサイトの条件は存在します。
それは、持ち主の活動を楽にしてくれるウェブサイトであるということです。
どんな効果であれ、持ち主の活動が楽になるサイトは良いウェブサイトです。
そして、そういうウェブサイトは資産としてのウェブサイトとも呼ばれます。
資産としてのウェブサイト
ウェブサイトを資産化するには他の資産と呼ばれるもの同様、育てる必要があります。
資産は資産となって手に入れるとコストがかかりますよね。
一番理想は資産の原石を手に入れ、そこから資産と呼べるほどに育てることです。
株価の上がり切った株式を購入してもリターンが少ないのと同様ですね。
ウェブサイトを資産化するには、投資が必要。
ウェブサイトには想像以上に可能性があります。
ウェブサイトに関する誤解
「資産としてのウェブサイト」
とても魅力的な響きですよね。
ただ、資産と呼べるほどに成長するには相応の時間も必要です。
いくつかウェブサイトに対する誤解をご紹介します。
- 作れば売れる
- SEO対策ができる
- ブログを書き続ければ検索上位に来る
- WordPressはSEOに強い
これらはウェブサイトに期待することですが、ほとんどの場合そうなりません。
その理由はこちらです。
- 作れば売れる
- 作った時点では無名のサイトですので、さまざまな手段でユーザーを集め続ける必要があります。その先に、ウェブサイトでの販売があります。
- SEO対策ができる
- コーディングの段階ではほとんどSEO対策に効果はないと思った方が良いでしょう。そういった行為は10年前にはGoogleによって淘汰されており、現在はコンテンツの量と質を担保しなければどれだけコーディングを工夫しても検索順位は向上しません。
- ブログを書き続ければ検索上位に来る
- コンテンツの量を増やすことはSEOに大変効果的です。ただ、コンテンツの質や、コンテンツの種類、さらにはサイト自体の設計などができていなければ逆にペナルティをもらって検索順位が低下することもあります。
- WordPressはSEOに強い
- 盲目的にWordpressを選ぶことはやめた方が良いでしょう。WordpressがSEOに強いとされている理由はコンテンツを簡単に短時間で更新できるからです。高いクオリティでコンテンツを量産できる人にとっては武器ですが、コンテンツを生成しない場合はほとんど意味がなくなります。
ウェブサイトを育てる
ウェブサイトの世界は思っている以上に競争が激しく、工夫が必要です。
しかも、一度工夫するのでは足りず、工夫し続ける必要がある。
有名企業に依頼するより、フリーランスに依頼する方が結果が出るということも普通にあります。
そして、ウェブサイトを資産化する方法や戦略は無数にあります。
それでもポイントはいくつかあります。
まず、「サイトを育て続ける」ということです。
- 適切なターゲティング
- 適切なデザイン
- SEOに沿ったコーディング
- 十分なコンテンツの量と質
- 定期的なメンテナンスとアップデート
このどれもが重要で、常に業況に合わせてアップデートしていかなくてはいけません。
ウェブサイトが巣立つ
ウェブサイトは丁寧に育て続けるとそのうち勝手に活動し始めます。
人間とは違い、24時間365日活動してくれますから当たり前ですね。
検索順位はどんどん上がり、朝でも夜でも誰かがアクセスしてくれる。
たまにお問合せから注文が入ることもあるでしょう。
その間、あなたは何も特別なことはしなくてよいのです。
ここまでくると、「ウェブサイトは巣立った」と言えるでしょう。
これ以降は、毎日少しだけメンテナンスをしてあげるだけで十分な働きをしてくれます。
ウェブサイトは将来への投資だと考える
フリーランスにとって時間やお金はとても貴重です。
この貴重な
- 一発逆転を狙って何かに投資する人。
- 進捗が遅くても少しずつ投資していく人。
さまざま投資のスタイルがあると思います。
ウェブサイトを事業に組み込むときは、投資だと認識した方が良いでしょう。
投資はギャンブルなどの投機とは異なり、結果が出るまでに時間がかかります。
1年後の自分のために、今のうちから少しずつ。
できることをできる範囲でやっていく。
毎日庭先のお花に水をさすように、あなただけのサイトを育て上げましょう。
よくあるご質問
Artisanの活動頻度を教えてください
エンジニアなのですが、Artisanに参加できますか?
wordpressのテーマ作れますか?
Artisanってデザイナー?