どんな人向けの記事なの?
- すでにWebサイトを運用している
- だけどお問い合わせがあまり来ない
- というより何人見ているのか正確にわかっていない
- 見ている人がいても何が原因でお問合せが来ないかわからない
この記事では、こういった方のためのアイディアをご紹介します。
スクロール率がわかればサイトの問題点がわかる
知っていましたか?
ウェブサイトのスクロール率って計測できるんです。
ウェブサイトを運用していると、「計測」ってほぼ必須でやっていますよね。
(もしやっていなければすぐにGoogleアナリティクスを導入しましょう。)
そして計測している数値といえば、ほとんどの人はアクセス数を測っているはずです。
毎日、毎週、毎月、どれだけのユーザーが見ているのか。
そのユーザー数を増やすためにさまざまな施策をすると思います。
ブログを更新したり、キャンペーンしたり、QRコードから誘導したり。
でも、ユーザー視点でもう一歩踏み込んでみるともっと大事な指標があります。
それは、「どれだけコンテンツを消費したのか」ということです。
ユーザーは何かしらのコンテンツを求めてウェブサイトに訪れます。
それは商品の価格を見るためだったり、ブログを見るためだったり。
個人事業主のウェブサイトの場合は、プロフィールを目当てに来られる方が多いですね。
しかし、ページのどこまで読んでくれたのか。
がわからなければ、どのページのどの部分を改善するのかがわかりませんよね。
たまたまお客さんに、プロフィールのここがちょっと読みにくいかもね。
なんてアドバイスをもらってそこを改修する、みたいなことになるわけです。
ウェブサイトはデータの世界ですからね。
よりデータに基づいたアップデートを求めた方が良いでしょう。
GTMを活用しよう
ウェブサイトの計測を行っているのであれば、Googleアナリティクスを導入済みだと思います。
しかし、スクロール率の計測っていうのはそれだけでは計測できません。
(厳密には計測できても非常に複雑な設定が必要です)
実は、Googleにはアナリティクスとグーグルタグマネジャー(GTM)という2つの計測ツールがあります。
最近のアップデートでこれらのサービスがよりシームレスに連携できるようになりました。
ページのスクロール計測では、この両方を利用します。
Googleタグマネジャーの説明はちょっと長くなりそうなので一行で完結させますね。
「条件に応じて計測のルールを作る」
Googleアナリティクスはいろんなデータを集めてくれますが、何もしなければ乱雑な状態です。
ここでGoogleタグマネジャーを使うことで、意味のあるまとまりでデータを管理できるようになります。
アイディア次第
タグマネジャーはアイディア次第で様々なデータを収集して活用できます。
例えば、、、
- スクロール率を計測することで、コンテンツのどこまでが読まれて、どこに問題があるのかページ単位で把握できる。
- リンククリックを計測することで、お問い合わせにつながる重要コンテンツが判明するのでそこを重点的に強化できる。
- 電話番号クリックも計測できるので、ウェブサイトからどれだけ電話をかけてくれたのかがわかる。
- ページ到達率を計測できるので、どのページがよく見られているのか、お問い合わせから確認までどれだけ到達したのか、完了までどれだけ到達したのかがわかる。
どうでしょうか。
アイディア次第であなたの事業に合った最適なデータを収集できます。
マーケティングの幅はグッと広がりますね。
感覚に頼らないウェブサイトを作る
ウェブサイトの運用や更新は主観的になってしまいがちです。
- 自作のウェブサイトを運営している
- 近くにウェブに詳しい人がいない
- Wixなどのローコードを使っている
特にこういった場合は顕著です。
プロが入っていないと、存在しているだけ担っている場合が多い。
どれだけサイトを運用してもお問い合わせは増えずに、ユーザー数も増えない。
そんな時は、一度サイトをチェックしてみてください。
ユーザー数が増えないのは、コンテンツのどこかに問題があるからかもしれません。
せっかくウェブサイトを運営しているんです。
続いてるなんてすごいことです。
普通はやろうと思っていても続かない。
そもそもウェブサイトを作ることだって難しいですからね。
そして、次は見た目や主観に頼らない、数値の改善を目標にしてみてください。
原因がわかれば小さなアクションで大きな効果を得られるようになりますよ。
よくあるご質問
Artisanの活動頻度を教えてください
エンジニアなのですが、Artisanに参加できますか?
wordpressのテーマ作れますか?
Artisanってデザイナー?