2023-10-18

ノンデザイナーだけど一目置かれたい人のための4つのコツ(3)

この記事を3行でまとめると?

  • 反復を使えばたくさんの情報でも、綺麗に整理できる。
  • なんとなく感覚的に使えているものを、意識して使う。
  • 反復のもう1つの使い道。

どんな悩みに対する記事なの?

  • ノンデザイナー。
  • メニュー表を作る機会がある。
  • お知らせを自分で作る機会がある。
  • デザインを勉強したことがない。
  • デザイン勉強したいけど時間がない
  • デザインを学んだことはあるけど挫折した。

反復とは

前回前々回に引き続き、今回はデザイン基礎講座の第3弾です!

ご紹介するのは、反復。

「人は同じパターンが繰り返されると、かたまりで認識できるようになる」

反復はパターンとも呼ばれますね。

この技術はその名の通り、同じ要素を繰り返し利用するものです。

  • 今日の天気は晴れ。
  • 気温は24度。
  • 湿度は66%。

このように、同種の情報ならかなりみやすくなりますね。

リスト形式にすることも、反復の事例の一つです。

どんな時に使うの?

反復ってどんな時に使うのでしょうか?

改めて考えてみると、言葉で整理するのは大変ですね。

反復の使い所を一言で言うと、こんな感じ。

「大量の似たような情報を、わかりやすく整理したい時」

エクセルがその良い例ですね。

エクセルでは縦と横に同系統の情報を入れて、データを整理するはずです。

その際、私たちはこう認識しているはずです。

「この列にはタイトルが入っている」

「この列には日付が入っている」

まさに、反復ですね。

デザインする時に、同系統の情報って結構扱う場面は多いものです。

  • いくつもあるメニュー。
  • 会社情報。
  • お知らせのリスト。

反復は商業系のデザインをしていると、頻出します。

伝えたい情報は多いのに、載せる場所は狭すぎる

だからこそ、デザイナーさんが必要なのですから。

反復は感覚的

反復はあまり意識しなくても、感覚的に使っている人がたくさんいます。

あなたもきっと、そうかもしれません。

  • 情報を羅列するときにリストを使う
  • ファイルの名前を規則的に並べる
  • スマホのアプリのアイコンを全部グルーピングしちゃう

反復は感覚的に使える。

だからこそ、言語化しておく。

そうすることで、反復を応用的に使うことができる。

特殊な技術を使っていないのに、優れたデザインに仕上げられる。

手の届きそうで、届かないデザイン。

これが一番、尊敬されますよね。

お客さん受けが良いデザインって、大抵そんな感じのものです。

反復のもう1つの使い道

反復は同系統の情報を、綺麗に整理する。

これが基本の用途ですが、実はもう1つ使い道があります。

それは、同系統の情報の中から1つを強調するというものです。

  • 情報を羅列するときにリストを使う
  • ファイルの名前を規則的に並べる
  • スマホのアプリのアイコンを全部グルーピングしちゃう

どうでしょうか?

一番皆さんに身近なものを、強調してみました。

反復している要素の中で、1つだけ違う。

それってかなり目立つんですよね。

小学生の時を思い出してみてください。

運動会でみんな同じ動きをしているのに、たまに間違えちゃう子がいますよね。

「とても目立つ!!」

まあ、そこが可愛いんですけどね。

そんな子でも、焦って周りの人に動きを合わせ始めます。

そうなると、

「あれ、あの子どこ行った?」

ちょっとよそ見をしただけで、見失います。

反復の中で、ちょっとでも違う要素があれば目立つ。

そこを逆手に取るデザインもありますね。

デザイン基礎3/4までのまとめ

さて、今回でデザイン基礎講座の75%が完了しました。

これまでの内容を、整理してみましょう。

情報を分ける近接

近接を使えば、対象を動かすだけでデザインとして成立しましたね。

一番費用対効果の高い、基礎技術でした。

デザインセンスのある人って、これが感覚的に使えちゃうんですよね。

情報を整える整列

文章ツールには必ずと言っていいほど入っている、整列機能。

これを使うと、違和感のないデザインに仕上げることができます。

違和感のないデザインは必須の技術ですからね。

そして、デザイナーのMoeさんにご協力いただきました。

感覚的に使える反復

そして今回の反復。

一番感覚的に使える技術ですね。

特に、商業デザインでは頻繁に使います。

是が非でも、マスターしたい技術です。

言語化し応用できれば、デザインスピードはぐんと上がります。

エピローグ

ノンデザイナーのためのデザイン基礎講座。

この講座も、第3弾に突入しました。

知識を整理していると、学びの多さにびっくりします。

「人に説明するには3倍の知識が必要」

なんてよく言われますが、本当にそうですね。

文章で整理する中で、どんどん頭の中が整理されていく。

コンテンツを作るのは色んな意味で、楽しいものです。

さて、次回はこのシリーズもラストですね。

よくあるご質問

Artisanの活動頻度を教えてください

Artisanは基本的に1ヶ月に1回、2時間程度開催しています。そこでは、ブログのアイディアやサイトの改修を行なっています。 参加は強制ではないので、ご安心ください。そのとき暇なメンバーがフラッと参加する感じです。

エンジニアなのですが、Artisanに参加できますか?

Artisanは利益組織ではありませんので、給与はでず、有志の集団です。 趣味程度の活動です。 興味がありましたら、インスタグラムよりご相談くださいませ。 現在だと、ウェブデザイナーさんやフロントエンドのエンジニアさんにきていただけると、非常にありがたいです。

wordpressのテーマ作れますか?

ワードプレスのテーマ開発は得意なメンバーがいます。 実際にwordpressでサイト制作を請け負う際は、全てオリジナルテーマを作っております。 また、一般用にwordpressテーマ自体を販売もしております。

Artisanってデザイナー?

どちらかというと、エンジニです。 ウェブデザインやグラフィックも多少やりますが、メインはウェブ開発者ですね。

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